絢香(あやか)は、大阪出身の女性シンガーソングライターです。幼少期から歌が好きで、小学生の頃に母親の影響で洋楽を広く聴き込むようになり、高校生で音楽活動をスタートさせます。音楽プロデューサーの西尾芳彦が塾長を務める福岡の「音楽塾ヴォイス」に通い始めて音楽を体系的に学び、上京を控えた時期に作詞した「三日月」が音楽関係者から注目を集めてワーナーミュージックと契約。 2006年にシングル「I believe」でデビューを果たしました。この曲は女性シンガーソングライターのデビュー作としては異例の注目を集め、オリコン3位を獲得しています。 その後発売の「三日月」もオリコン1位を獲得し、シンガーとして不動の人気を確立しました。翌2007年には、スペシャルユニット「絢香×コブクロ」としてコラボレーション曲「WINDING ROAD」をリリース。それまでとは違った層からも人気を集めます。その後もホールツアーや日本武道館ライブ、主催イベント「POWER OF MUSIC」の開催など広く活動し、NHK紅白歌合戦への出場も経験。一方で、作品リリースも順調に重ねていきました。2009年には俳優の水嶋ヒロとの結婚発表を行うと同時に、バセドウ病の治療のために活動休止。 翌年に所属していた研音、ワーナーミュージック・ジャパンを退社します。それから2年後の2011年に自主レーベル「A stAtion」を設立し、活動再開を発表。 再開後も立て続けに紅白に出場するなど大きな注目を集め続け、2013年には復帰後初となるシングル「beautiful/ちいさな足跡」をリリース。さらに、翌2014年にはNHKの朝の連続テレビ小説『花子とアン』の主題歌に「にじいろ」が採用され、話題になりました。2016年にはデビュー10周年を迎え、自身のはじまりの一曲ともいえる「I believe」の2016年バージョンを配信リリース。その後もライブを中心に活動を重ね、2018年11月にはおよそ3年半ぶりとなるアルバム「30 y/o」を発表。12月から2019年4月にかけては「絢香 30 y/o Tour 2018-2019」と題して、全国を巡るリリースツアーが開催される予定です。