綾小路きみまろは1950年12月9日生まれ、鹿児島県出身の漫談家、お笑いタレントです。落語協会の会員であり、歌謡ショーの司会者統括団体“日本司会芸能協会”の理事を務めたのち、現在は顧問として籍を置いています。立川談志、上岡龍太郎、ビートたけし、毒蝮三太夫らの芸風を継いだ毒舌漫談というジャンルに乗せて、中高年世代の人生の悲哀をユーモアたっぷりに語る芸風が大ヒット。自身が50歳を超えて“中高年のアイドル”との呼び名でブレイクしました。デビューは1979年、日劇の漫談家としてのスタートでした。森進一や小林幸子、伍代夏子らのコンサートの司会者も務めました。1993年にきみまろ名義で「ねえ、聞いてんの！～中高年悲哀物語～」でCDデビュー。この時点ではヒットすることはなかったものの、2002年に漫談CD・カセットテープ「爆笑スーパーライブ第1弾！中高年に愛をこめて…」が注目を集め、日本ゴールドディスク大賞の企画・アルバム・オブ・ザ・イヤーを受賞。「笑っていいとも！」のレギュラー出演やNHK「紅白歌合戦」の応援ゲストとして出演するなど一世を風靡しました。1993年のデビュー作から12年後の2005年、同じコンセプトでリリースした「きみまろトランス」がレコード大賞の企画賞を受賞、NHK「紅白歌合戦」ゲスト出演を果たすなど、大ヒットを記録しました。2018年にはCS映画チャンネルNECOにて「綾小路きみまろTV(てれび)」がスタートし、初回・第2回放送のゲストとして香取慎吾が出演したことでも大きな話題を呼びました。また、シリーズ累計9万部を超える大ヒットセラーシリーズの最新刊「決定版！ きみまろ『夫婦川柳』傑作選3」が2019年5月に発売。2020年は「綾小路きみまろ　爆笑!!スーパーライブ2020」を開催するなど、中高年のアイドルとして全国に笑いを届けるべく精力的に活動しています。