藤井フミヤは、日本のミュージシャンであり、俳優です。福岡県久留米市出身で、1962年7月11日生まれ。公式ファンクラブの名称は「FF」で、会報誌として「FFF」が発行されています。 中学生の頃にキャロルを聴いた事がきっかけで音楽を始め、1980年に実の弟である藤井尚之らと共に7人組ポップスバンド「チェッカーズ」を結成しました。リードボーカルを務めるようになると、ヤマハ主催のバンドコンテストで最優秀賞を勝ち取るなど早くも頭角を現します。 1983年にシングル「ギザギザハートの子守唄」でチェッカーズとしてメジャーデビューを果たすと数々のヒットナンバーを連発、1984年から9年連続で紅白歌合戦に出場し、社会現象とも言える人気を博します。 1992年にチェッカーズは解散、本名の藤井郁弥を「藤井フミヤ」という表記に変更し、ソロアーティストとしての活動を開始します。1993年11月にシングル「TRUE LOVE」をリリース。藤井フミヤ名義で再デビューを飾ると本作が240万枚という爆発的なセールスを記録してオリコン1位を獲得、翌1994年4月に発売されたアルバム『エンジェル』もオリコン1位を獲得し、輝かしいスタートダッシュを切りました。1996年8月リリースの「Another Orion」はTBS系ドラマ「硝子のかけらたち」の主題歌に抜擢され、120万枚の売り上げでオリコン1位となっています。 精力的なライブ活動も継続的に行っており、2008年当時には日本武道館での公演回数が歴代1位タイをマークしています。2013年にデビュー30周年、ソロデビュー20周年を迎え、記念シングルとして「青春」をリリースし大規模なアニバーサリーツアーを敢行しました。2017年には世界的な活躍を見せる指揮者の西本智実と共にフルオーケストラでの公演を実現、デビュー30年を経過してなお自身の音楽性の幅を広げ続けるアーティストです。 2019年にはデビュー35周年を迎える藤井フミヤ。そのアニバーサリーの一環として、バンドと室内楽アンサンブルの演奏家10人から成る十音楽団によるツアー「藤井フミヤ35th ANNIVERSARY CONCERT 十音楽団　TOON GAKUDAN」を7月から9月にかけて開催しています。 さらに11月から12月にかけては初のライブハウスツアー「FUMIYA FUJII Live House Tour 2019」を開催し、７大都市を巡ります。同ツアーでは最新アルバム「フジイロック」から新曲が披露される予定。 デビューから30年以上経ってもその歌声やパフォーマンスは色あせることなく、それどころか新たな試みも取り入れながら走り続ける藤井フミヤから、目が離せません。