MISIA(ミーシャ)は、長崎県出身の女性シンガーです。レーベルは2009年よりソニー・ミュージックエンタテインメント内のアリオラジャパンに、事務所はRhythmediaに所属して活動しています。教会音楽のゴスペルに触れたことで音楽に目覚め、レッスンやトレーニングを受けて1998年にシングル「つつみ込むように…」でメジャーデビュー。最初のアルバム「Mother Father Brother Sister」が累計250万枚を超えるヒットを記録するなど、圧倒的な人気を集めました。その後もドラマ「やまとなでしこ」の主題歌となった「Everything」やドラマ「JIN-仁-」の主題歌となった「逢いたくていま」、アニメ「機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ」のエンディングテーマとなった「オルフェンズの涙」など、さまざまな場で知られるヒットソングを発表しています。音楽性はR&Bやクラブミュージックなど自身のデビュー当初はまだ日本で一般的でなかったジャンルの要素が強く出ており、日本におけるR&Bの普及・人気拡大にも大きく貢献してきました。女性ソロアーティストとして初めての5大ドームツアーを成し遂げるなど商業的に成功してきた一方で、斬新な演出を取り入れたりプロのプレイヤーとのセッションライブといった試みも行ったりと、J-POPシーンの枠にとらわれないライブ活動も見せています。また、貧しい地域の子どもたちの教育支援など社会貢献活動も積極的に行っており、世界の子どもの教育支援を目指す非営利団体「Child AFRICA」を設立したり、国連からCOP10名誉大使や第5回アフリカ開発会議オフィシャルサポーターに任命されたりと、国境を超えた活躍を見せています。2018年にはアーティストとしてデビュー20周年を迎え、ますます精力的に活動。2020年1月には25日・26日の大阪城ホール公演を皮切りに「MISIA SOUL JAZZ BIG BAND ORCHESTRA　SWEET & TENDER」と題したコンサートを開催するなど、さらに注目を集めています。