森山良子は、日本のフォークシンガーです。1948年1月18日生まれ、東京都出身です。高校時代、黒澤明監督の長男・黒澤久雄に渡されたレコードがきっかけでフォークバンドを結成しました。1967年、黒澤監督の意向により黒澤プロダクションからレコードデビューしました。デビュー当初はフォーク歌手として活動していましたが、1969年リリースの「まごころ」がヒットを記録し、日本レコード大賞大衆賞の受賞と、NHK紅白歌合戦初出場を果たします。この頃から歌謡曲の女王と評されるようになりました。代表曲は「さとうきび畑」「この広い野原いっぱい」「禁じられた恋」「今日の日はさようなら」、フジテレビ系ドラマ『拝啓、父上様』の主題歌「パピエ」など多岐にわたります。また自身が作詞、BEGINが作曲した「涙そうそう」は、2006年の第48回日本レコード大賞で特別賞を受賞しました。 2003年には、初のジャズアルバム「The Jazz Singer」をリリースしています。日本国内に留まらず、ニューヨークなどのライブハウスで一連のライブ活動も行いました。 2010年には矢野顕子とユニット「やもり」を結成しました。そして 2013年には、自身初のクラシックアルバムとして「Ryoko Classics」を発表し、それと並行して年間100公演以上のペースで、コンサートやディナーショーを積極的に行っています。 音楽活動以外に女優としても活動しており、TBS系『金曜日の妻たちへIII 恋におちて』では、ドラマ初出演にもかかわらず奥田瑛二演じる年下の男と不倫に堕ち、その中で少しずつ自分を見つめ直し変わって行く主婦役を巧みに演じました。その後も2002年には、『おとうさん』で田村正和の後妻に入る「タマちゃん」を好演しました。2004年には、自身が主題歌「あなたが好きで」も歌ったドラマ『夫婦。』にゲスト出演するなど、その活動は多岐に渡ります。 2015年4月、通算62枚目となるニューアルバム「フォークソングの時代」(ドリーミュージック)をリリースし、「森山良子コンサートツアー2015–2016〜フォークソングの時代〜」を全国にて開催しました。 2016年1月にはデビュー50周年を迎え、記念アルバム「Touch me…」をリリースしました。2018年5月から全国ツアー「 森山良子コンサートツアー2018-2019」を開催中です。