テニミュ(テニスの王子様)とは、週刊少年ジャンプで連載していた許斐剛漫画（テニスの王子様）を舞台化したミュージカルのことです。 題材が少年漫画、スポーツ、キャストが全員男性という舞台は前例がなく、またスタッフも手探り状態であったため、初めは3分の1しか席が埋まりませんでした。しかし、回を重ねていく毎に話題が話題を呼び、最初と最後の公演がテレビでも取り上げられることが多く、女性客を中心に人気部隊の一つに挙げられるようになりました。また女性と一緒に来た男性客がリピーターとなることもよくあります。 テニミュは若手俳優の登竜門とも言われており、今後を担う若手イケメン俳優が多数出演しています。2017年時点で初舞台から14年経過していたり、俳優陣が何度も大きく変わっているにもかかわらず、新規のファンを続々と獲得しており2016年の舞台ではテニスの王子様3rdシーズンとして7月から9月（青学vs氷帝）、12月から翌年の2月（青学vs六角）まで公演を行い、9月には上海公演を成功させました。そして2017年はテニミュ(テニスの王子様)3rdシーズン青学vs立海を7月14日から10月1日まで公演があるなど、衰えを感じさせない人気を誇ります。 テニミュ(テニスの王子様)の大成功で、今まで敬遠されていた漫画原作の舞台化が続々と制作されるようになり、漫画原作の舞台のパイオニアとしても知られています。 原作ではダイナミックな技やフォームを、照明効果や音響を交えて違和感なく表現したり、場面の入れ替わりが自然なので初めて見に行く方も違和感なく楽しめる舞台になっており、スポーツ漫画でミュージカルを大成功させたとして、各方面から高く評価されています。2019年は、ミュージカル「『テニスの王子様』TEAM Party SHITENHOJI」が、5月から6月にかけて大阪、東京で上演される他、ミュージカル「『テニスの王子様』3rdシーズン 全国大会 青学vs立海 前編」が7月から9月にかけて東京、大阪、愛知、福岡、宮城にて、ミュージカル「『テニスの王子様』秋の大運動会 2019」が10月8日(火)、10月9日(水)に神奈川・横浜アリーナで上演されます。