FC町田ゼルビアは、J2リーグに所属する日本のサッカーチームです。東京都町田市をホームタウンにしています。前身となるFC町田トップが1989年に創設され、その後1997年に現在のチーム名のFC町田ゼルビアに変更し、同年に東京都社会人サッカーリーグ1部へ昇格しました。その後、地域リーグから昇格していき、2009年にはJFLへの昇格、2011年にリーグ3位、Jリーグ加盟も承認され、J2リーグへと昇格します。そのJ2挑戦元年となった2012年シーズンは、元日本代表MF戸田和幸らを補強しますが、第12節から16試合連続無勝利となるなど苦戦を強いられ、結局最下位で初のJ2シーズンを終え、わずか1年でJFLへ降格となりました。2014年シーズンからはJ3に戦いの舞台を移し、2015年シーズンにリーグ2位、入れ替え戦で大分トリニータに勝利し、J2に復帰を果たします。2016年シーズンは、後の日本代表DF畠中槙之輔、FW仲川輝人らを補強しJ2リーグを戦い、序盤に首位に立つなど健闘しますが、ホームスタジアムの町田市立陸上競技場がJ1ライセンスの基準に満たないため、昇格条件を満たした場合でもJ1への昇格は消滅し、リーグ順位も最終的に7位となりました。2017年シーズンは16位と低迷しますが、2018年は好調でクラブ史上最高のリーグ4位に入ります。しかし2019年は一転して不調、終盤までJ3降格の危機に陥りますが、最終順位18位で何とか残留を果たしました。2020年シーズンは、元セルビア代表のあるFW ステファン・スチェポビッチ、元日本代表DF水本裕貴や町田出身のGK秋元陽太らを獲得します。さらに長年の懸案であったスタジアムなどの基準を満たしたことから、J1クラブライセンスが交付され、悲願のJ1昇格を目指すシーズンとなります。開幕戦は2月23日（日）、ホームの町田ＧＩＯＮスタジアムにヴァンフォーレ甲府を迎えます。